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  • 執筆者の写真Mai

「VOGUE ON ココ シャネル」その生き方とシャネルのエレガンスに触れる

こんにちは。

イメージコンサルタント「MYSE STYLE.」のMAIです。


突然ですが、みなさんは読書は好きですか?

私は小さい頃から本を読むのが好きでした。

今も時間があるときには読んだりしますが、やっぱり紙の本が好きです。

かさばるし、エコではないのですが、本を読んでいるという実感があります。



デザイナーとしても女性としてもかっこいいシャネルの生き方


最近、「VOGUE ON ココシャネル」という本を読みました。




VOGUEと言えばだれもが知るモード誌。

そのVOGUEがブランド設立当時から掲載していたシャネルの洋服の挿絵や写真などとともに、シャネルというブランドの遍歴、ココシャネルという女性の生涯を綴った本です。


シャネルの生涯についてはいろいろな本や映画にもなっていますよね。

私個人としてはとても憧れる女性です。


決して恵まれた家庭の生まれではなく、孤児院を出て、縫子をしたり、キャバレーで踊るなどして生計を立てていた時代もあります。


そして一生涯独身なんですね。子供も産んでいません。

「愛人」という立場ですので賛否両論はあると思いますが、生涯情熱的で自由な恋愛を楽しんだ女性です。


ですが交際した男性たちは、裕福でとてもオシャレ。

恋人から受けた影響は、シャネルというブランドにも反映されていたそうです。


恋人たちはお金持ちなのでシャネルの事業に出資をするわけですが、それだけがシャネル成功の理由ではありません。

ココシャネルはそのセンス・審美眼、そして実業家としても高い実力を兼ね備えていたのです。





シャネルと言えば香水が有名ですよね。特にNo.5。

当時、調香師がシャネルのために1番~10番までの香水をサンプルで作ったそうです。

そのうちの5番が気に入ったシャネルは、そのままNo.5として世に発表しました。

そのプロモーションの仕方も秀逸。

香水はシャネルブランドの中でもドル箱事業となり、特にNo.5は今も30秒に1本は売れ続けているそうです。


戦争によって洋服どころではない時代になったり、生涯順風満帆だったわけではありません。

ですが、ココシャネルは死ぬまでココシャネルでした。

88歳の亡くなる間際までコレクションに向けての作業をし、疲れて横になったらそのまま亡くなったそうです。

シャネルのスーツをまとったままで。





ココシャネルが残した名言




というわけで、シャネルの歴史云々は書き出すときりがないので、私が特に心に響いたココシャネルの名言をご紹介したいと思います。



贅沢は心地よくあらねば。さもなければ贅沢ではないわ

シャネルを一躍有名にしたのが、ジャージー素材を使ったワンピースです。

1960年当時、女性のドレスは窮屈で動きにくいのが当たり前でした。

そんな常識を覆し、それまで男性のアンダーウェアに使われるのが普通だった生地を、オートクチュールという洗練された領域に使い始めたのがシャネル。

しかもデザインはエレガント。

シックでシンプルで機能的。

革新的なデザインだったのです。




私が愛した男性と私のドレス、どちらかを今すぐ選ばなければいけないのなら、私はドレスを選ぶ

ココシャネルらしい名言!かっこいいです。

今の時代なら分かりますが、当時としてはかなり尖った発言なのでは?

男性を愛するけど依存はしない。

そして自分の仕事に誇りを持っていて、「シャネル」というブランドをとても愛していることが分かる言葉です。



女性は着飾りすぎることはあっても、エレガントが過ぎることはないわ

当時「女性は飾り立ててなんぼ」という価値観が一般的でした。

無駄な飾りをそぎ落とし、シンプルな中にこそエレガントさが宿るという価値観を生み出したのがシャネル。

「エレガントが過ぎることはない」その通りです。



ファッションはドレスだけのものじゃない…考え方、つまり生き方と関わっているのよ

本当にこれもその通り。

自分がどうありたいか、自分はどういう人間なのかを表現するのがファッション。

いくら衣服がおしゃれでも自分と合っていなければ、不調和を起こすと思います。




みすぼらしい装いをすれば服装を記憶されてしまう。非の打ち所のない装いをすれば相手はその女性を覚えている

なんだか背筋が伸びます!

家の中にいるときくらいはリラックス服でよいと思いますが、外に出るときはやはり気をつけたいところ。

「非の打ち所のない装い」ってどんな装いなんだろうと考えてしまいますね。




加齢は精神状態の問題、熱意と好奇心を持ちつづけるべきね

自分の周りにいる人もそうですが、熱意と好奇心のある人はいくつになっても若々しいです。

だから結局のところ年齢ってあまり重要ではないように思います。





流行は移り変わるが、スタイルは変わらない




1910年~1960年頃にシャネルが発表したジャージー素材のワンピースやリトルブラックドレス、スーツ、香水、イミテーションジュエリーなどは今もシャネルのアイコン的存在として愛されています。


時代に合わせて流行は変わるけど、シャネルが打ち出すスタイルそのものは変わっていないということ。


いつの時代も女性の心を鷲掴みにする魅力がシャネルには詰まっています。



まとめ


今まで当たり前だったものを壊し、新しい価値観を生み出す。

これが長く愛されるブランドの条件だと思います。


シャネルはハイブランドの中でも高価格帯。女性にとって憧れのブランドです。

ココシャネルの生き方とか考え方を知ると、よりその魅力が増すように感じます。


私もいつかシャネルが似合う女性になれるよう頑張りたいと思います(笑)


ブランドのストーリーってやっぱり面白いですね。









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